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ネットレンタル着物の落とし穴!
ネットレンタル着物の落とし穴!
卒業・入学式前に必ずチェックしたいサイズ確認の重要性
卒業式や入学式など、大切な節目に和装を選ばれる方が増えています。
最近ではインターネットで手軽に素敵なデザインの着物をレンタルできる便利な時代になりました。
しかし、先日、着付けを担当させていただいた際に、非常にヒヤリとする経験をいたしました。
これから着物を準備される皆様に、ぜひ知っておいていただきたい大切なポイントをお伝えします。
全てがサイズ不足?
着付け現場で起きた驚きの事態
先日、他店でネットレンタルされた着物を持参されたお客様の着付けを担当しました。
ところが、いざ準備を始めると、驚くべきことにご持参いただいた小物のほぼ全てがサイズ不足だったのです。
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腰紐・伊達締め:長さが足りず、体に回りきらない。
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肌着・裾除け:前が合わず、脇まで届かない。
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長襦袢・着物:身幅が足りないため、衿を合わせようとすると後ろが詰まってしまい、下半身も太ももあたりまでしか生地が来ない。
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帯:長さが足りず、結ぶのが困難。


これまで「紐が短く届かない」といったケースはありましたが、全てのアイテムが小さいという状況は初めての経験でした。
持てる技術を総動員して、なんとか着崩れないよう精一杯の工夫を凝らしましたが、正直なところ冷や汗が止まらない思いでした。
着物は「身長」だけで選ばないでください
お客様に伺うと「着物は身長で選ぶものだと思っていた」とのことでした。
確かにS・M・Lなどの表記は身長の目安として使われますが、実は着物には「身幅(横幅)」という非常に重要なサイズが存在します。
洋服と同じように、同じ身長の方でもLサイズが合う方もいれば、LLサイズが合う方もいらっしゃいます。
着物も体型に合わせた幅のものを選ばないと、前がはだけてしまったり、歩くたびに足が見えてしまったりと、美しい着姿を保つことができません。
着付けの技術で多少の調整は可能ですが、物理的に足りない布地を大きくすることは不可能なのです。
失敗しないためのアドバイス
これからレンタルを検討されている方、または既に予約済みの方は、以下の点を確認してみてください。
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洋服のサイズを伝える:ネットレンタルの際は、身長だけでなく普段着ている洋服の号数やサイズを伝え、問題ないか確認することをお勧めします。
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試着サービスを利用する:オプションで下見や試着ができる場合は、面倒でも利用しておくと安心です。その場合はデザインの確認だけでなく、着物、小物のサイズを確認しましょう。
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身幅(ヒップサイズ)を確認する:多くのレンタルサイトには、適応するヒップサイズが記載されています。
3月・4月の式典に出席される皆様へ
3後半の卒業式、4月の入学式を控えている皆様、今ならまだサイズ変更や確認が間に合うかもしれません。
せっかくの晴れの日を、不安なく、最高の笑顔で迎えていただきたいと願っております。
なお、当店の直営レンタル店「振袖フラワー」でもミセス向けの着物を取り扱っております。
ゆったりめの着物には備考欄に表記がしてあります。当店では試着が基本ですので、サイズが合わない場合にはお伝えしています。
また、着付けに重要な役目がある【ヒモ】【伊達締め】などもゆったりさん用の長尺(長め)があります。
お客様に合わせて、小物を変更しておりますので、ご安心ください。
一生の思い出に残る大切な日を、ぴったりのサイズで、美しく心地よい着物姿で過ごしましょう。
