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2025年 卒業式レンタル 終了しました
今年も多くの皆様から卒業式レンタルをいただきました。
今年は暑い日があり、寒い日があり、雪が降った日があり、皆様も大変だったと思います。
あらためて、感謝申し上げます。
直営美容室のスタッフも3/2~3/25まで連日早朝からお支度が続いていました。
定休日も出勤してくれて、本当に感謝しております。
着付という技術は、できるスタッフが限られています。
2025年の成人式の時に、【着付師が全国で不足している】という事が、全国のNEWSで放送されていました。
技術力のある、多くの先輩方がコロナ禍で引退されたようで、ベテラン技術者がいなくなったことで、着付け技術が伝承されていないようです。
また、着物自体も、かなり変わってきています。
こんなケースがあります、
ーケース1ー
着付しやすい、【正絹の着物とモスリンのヒモ】ではなく、メンテナンスしやすい【化繊の着物に化繊のヒモ】という組み合わせが増えました。
化繊という特性上、つるつるしていて、すべりやすくなっています。
当然、着せている途中から、着崩れていきます。
歩き方が上手でない場合には、もっと着崩れやすくなります。
ーケース2ー
お子様用の着物では、ワンタッチ袴など、【ママでも簡単にできますよ】という【なんちゃって着物】や【なんちゃって袴】も増えています。
正式な着物のつくりではなく、洋服みたいな仕様になっています。
実際にこのような袴を購入したお客様から「お嬢様に袴を着せたところ、全然できなかったので、着付けをしてほしい」というケースがありました。
通常の袴とは違い、ボタンで留めるようになっていました。
当然お嬢様のサイズと合わなければ、ボタンではゆるゆるになってしまい、ずり落ちます。
マジックテープの位置も、お子様の体型とあっていなければ、止める場所がありません。
正式な着物なら、体型にあわせて着付けで調整する事は可能なのですが、そもそも省略されている着物では、対策のやりようがありません。
動画等で自分で着る事が簡単にできる というのを信じ、練習せずに本番に臨む方もいます。
ーケース3ー
動画を見て、できそうだと思い、お嬢様の着付をしようとしたお母様。
本番当日まで、練習は特にしていなかった様子。いざ、当日になり、動画を見ながらやったけど、どうしてもできない。「何とか着付けをしてくれないか」と美容室に連絡が入ったケース。
ーケース4ー
動画を見て、簡単そうだと思い、「袴はFurisode Flowerでレンタルするが、袴は自分で着てみようと思う」とおっしゃったお客様。
今まで浴衣を着た事もないとの事だったので、自分で着るリスクをご紹介し、検討いただく事にしました。
結局、自分での着付をあきらめ、私の方で着付けを担当する事になりました。
確かに、簡単にできますよ、という動画もたくさんもあります。
ただ、事前の練習もせずに本番に臨むというのは、個人的には難しいと考えます。
普段から、茶道、華道などで着物の触れている方なら別ですが、全く着たことがない方は練習してから、本番に臨みましょう。
もちろん、自分で着てみると、とっても思い出に残ると思うので、応援いたします。
着物は男女とも、左手側が表面になります。それを知らない方が、動画を見ながら着ると
逆になってしまいます。
右手側が表面になると、おくりびと(死者の着付)になるため、本当に注意が必要なのです。
また、着付けの料金はかなり高額ですが、それなりの意味があります。
着崩れないように、様々な工夫をしながら、短時間で着付けを行います。
同じように見える着物でも、実際に着せる時はそれぞれ異なります。
着物には、様々な着物があります。
お客様とサイズの合っている着物。全くサイズの合わない着物。
化繊の着物。正絹の着物。
軽い着物、重い着物。
事前にお客様の着物で練習ができない、一発勝負。
着物を着る時期は、限られると思いますが、私たちは年間を通じて、お休みの日を活用し、勉強会を行っています。
どんな着物でも大丈夫なように、練習を重ねています。
これからも、技術向上、知識習得に向け、スタッフ一同頑張ってまいります。
これからもよろしくお願いいたします。